SONY WM-102を分解・修理・ベルト交換してみた!

今回は、SONYのカセットウォークマン「WM-102」をゲットしました!

SONY WM-102 walkman

高級感のあるシルバーカラーがカッコイイ!こちらは1986年に発売されたモデルで、前年に発売された「WM-101」のマイナーチェンジモデルです。

ベルトに通して持ち運びできる、専用ケースも付いていました。

WM-102の専用ケース

入手したのは、いつものハードオフです。全部で約4500円でお買い得!ただし、安いのには理由がありまして、通電不可とのことでした。直るかは分かりませんが、せっかくなので、今回も修理を試みてみます。


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修理開始!

まずは本体裏面にあるネジ2つと、底部にあるネジ2つを外します。

WM-102の裏

次に、ボリュームのノブを外します。本来はカニ目レンチで外すものですが、クリップの先で代用できます。軽く力を込めて、左に回すと外れます。

SONY WM-102のボリューム

カバーを外すと、基板が登場。ベルトが切れて大変なことになっています。切れたベルトは、爪楊枝を使って剥がしました。

SONY WM-102の基板

さらに、この基板を外すために、左右にあるネジを2つ外します。

SONY WM-102の基板

今回色々チェックしてみて、電源が入らなかった原因が、この再生・早送り・巻き戻しなどを司るスイッチだと分かりました。この部分の間隔を勘で調節したら、無事通電可能になりました。

SONY WM-102の内部

スイッチの部分も、接点洗浄剤でクリーニングしておきました。

SONY WM-102の内部

あとはベルトを交換するだけ。1mほどの汎用品ベルトでは、太すぎてダメだったので、他のSONYのウォークマンから回収した、直径5.5cmほどの細いベルトを使いました。スピード調節は、右端にある突起の部分にあります。

SONY WM-102のベルト交換

あとは元通りにして、作業完了!カセットを入れて、正常に再生できるようになりました!

まとめ

この「WM-102」は、カセットテープサイズのビジュアルも最高ですが、単3電池一本の出力で、アナログらしい気持ちの良い音を出してくれるので、かなり気に入りました!

ちなみにこの「WM-102」と、「WM-101」「WM-103」は、内部の構造は殆ど同じと思われます。ベルト交換は、対応のベルトさえ手に入れば、難しくないはずです。