突然ですが、ファミコンミニって知ってますか?時は遥か昔2004年、当時の最先端の携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」で展開された、ファミコンソフトの復刻版シリーズがあったのです。
今回ご紹介するのは、そのファミコンミニのディスクシステムセレクションに収録された、「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」です!
黄色いカートリッジが可愛いですね。この新・鬼ヶ島は1987年発売の、任天堂初のテキストアドベンチャーゲームなのです。
僕は最近これをプレイしたんですが、マジで面白く、3日でクリアしてしまいました!それもそのはず、このゲームの監修は、スーパーマリオやゼルダやドンキーの産みの親の宮本茂さん。こりゃ間違いねえ!
っちゅーわけで、簡単にご紹介します!
ストーリーがおもしろい!
タイトル画面はこんな感じです。昔懐かしいレトロな雰囲気が漂いますね。
ストーリーは基本的には桃太郎に近いんですが、それをベースに日本の他の昔話の要素を取り入れたり、オリジナルのエピソードを含ませたりして、独特な世界観を生み出しています。
山へ芝刈りに行ったおじいさん、竹を切ると中から女の子がw
川に洗濯に行ったおばあさん、川で拾ったおわんにお湯を入れて待つこと3分、中から男の子がw
こんな感じで全体的にほのぼのとしたユーモア溢れる雰囲気が最高なんです。
難易度は高め!
しかし何と言ってもこのゲーム、ストーリーだけではなく、アドベンチャーとして完成され過ぎているくらいの作りこみ具合が最高なんです。
主人公は男の子と女の子のふたり。ふたりの主人公を「ひとかえる」コマンドで使い分けながら、物語を進めていきます。
数多くのコマンドをタイミング良く選んで、フラグを立てながら進まなければいけません。うまくタイミングを合わせられれば、ストーリーが進行します。
しかし、うっかり間違った選択肢を選んでしまうと・・・
あっという間にゲームオーバー。
結構シビアなゲームシステムなんですが、それが緊張感を生んで、とてもプレイしがいがあるなと感じました。
超良作!
この「ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島」は、本当によく作りこまれており、その独特な世界観にどっぷりつかってしまいました。全体的にノスタルジックな雰囲気があふれていて、子供の頃を思い出してしまうような、心洗われるような名作です。
レトロゲー好きな方もそうでない方も、ぜひプレイしてみてください!