2018年8月29日(水)、1年ぶりのザ・クロマニヨンズのニューシングル「生きる/時のまにまに」が発売されました!今回は、「生きる」っていう超ドストレートなタイトルに、どんな音楽が聴けるかワクワクしながら、アナログ盤を購入してきました。ジャケットは、いつものクロマニヨンズ感強めですねw
感想
A面「生きる」
これぞクロマニヨンズ!って感じの、アップテンポで明るい一曲。
冒頭の歌詞から、サファリルックの探検家に例えて、全編を通して、人生を生きていく情景を歌ったような、ステキ曲です。
見えるものだけ それさえあれば
たどり着けない答えは ないぜ
ずっと ここには ずっと ここには
時間なんか 無かった
って、サビの歌詞が印象的で、何にもなかった世界にポッと生まれてきて、僕らは今を生きているんだなあと、シミジミ思いました。
なんというか、ヒロトの人生観をサラリと歌ったような、とてもいい歌詞です。
B面「時のまにまに」
こちらは、マイナー調でボ・ディドリー・ビートを使った、哀愁が漂いつつも、ノリの良い、オモシロイ一曲です。
気に入ってた 手軽だった
便利だった 楽しかった
生産終了!
の歌詞に象徴されるように、お気に入りの商品や、食べ物屋さんは、時が経てばいつかなくなってしまうという、諸行無常な歌詞が印象的でした。
余談ですが、これを聴いて、以前、マーシーがラジオに出演した際の、こんなエピソードを思いだしました。
「マーシー談」
ちょっと前までね、僕、MD、使ってたんですよ。それで、MDがちょっと調子悪くなって、レコーダーが。で、秋葉原に買いに行ったんですよ。MDレコーダー、ポータブルの。そしたらそんなもん、もう生産中止ですよって(笑)
正にこのエピソードが、下地になってると言っても、過言ではなさそうですw
次はレインボーサンダー!
今回のシングルも、両曲とも3分に満たないので、あっという間に終わってしまいました。そんな所がクロマニヨンズらしいなあとは思うものの、やはり合計5分くらいじゃ寂しい!
10月10日の新アルバム「レインボーサンダー」まで待ちきれませんが、今回のアナログ盤を聴き倒して、心待ちにしたいと思います!