ザ・ハイロウズ「ローリング・ジェット・サンダー」 発売日:1998年12月16日
1.ローリング・ジェット・サンダー
2.真夜中レーザーガン
3.千年メダル
4.不死身のエレキマン
メイン★ロブスターツアー98のライブを収録
このシングルは、ザ・ハイロウズの1998年のツアーの模様を収録した、ハイロウズ初のライブ盤です。と言っても、全4曲で、あっという間に終わってしまいますが。表題曲の「ローリング・ジェット・サンダー」は、スタジオ録音されておらず、このライブ音源でしか聴けません。他の3曲は、アルバム「ロブスター」から、名曲ぞろいの選曲となっています。
聴きどころしかない4曲
1曲目は「ローリング・ジェット・サンダー」頭から、駆け抜けていくようなドラムロールがカッコイイ!「クールなツーストロークで飛ばす ライト二ングなアシッド・キッド」マーシーらしく、言葉遊びの利いた、オートバイの歌です。フルスロットルでかっ飛ばしていくような演奏がサイコー!
2曲目「真夜中レーザーガン」ヒロトの曲紹介の声だけで、もうカッコイイ。ハイロウズのライブでは定番だった曲です。「スーパーチャージして ビューンと飛んでいく」これもぶっ飛ばし系ソングですね(笑)この曲は調さんのベースが本当に良くて、グアングアンにされること請け合いです。
3曲目「千年メダル」ハイロウズで一番人気のある曲かもしれないですね。スタジオ録音よりもかなり速いテンポで演奏していますが、これが凄くいい感じ!「たとえば君に名前なんてなくっても」と、語るように歌うヒロトのヴォーカルにグッときちゃう。間奏でのピアノだけの演奏から、スライドギターが入って、一気に落としていく辺り、本当に素晴らしい。ドラマチックな曲だ。
4曲目「不死身のエレキマン」これも、ライブの定番曲でした。かっちょいいドラムロールから、ガツンとくるギターリフ、うねるベース、とにかく聴きどころ満載の一曲です。スタジオ録音よりかなりテンポが速いですが、それが超グッド。この曲では、ヒロトがフライングV(ギター)を弾くんだよなあ、いつも全然音が聞こえないんだけど(笑)
ラストは「ミサイルマン」に入るところで、フェードアウトしていきます。ああ、もっと聴きたかった!
生々しいライブが聴けます
ロブスターは、バンドサウンド以外のアレンジが利いているアルバムだったけど、このシングルでは、そのアレンジを全部取っ払って、生の姿になった名曲たちを聴くことができます。やっぱりハイロウズのライブは最高だなあ。こいつあ、たった4曲だけど、物凄く濃密な1枚ですよ。超オススメです。