【ザ・ブルーハーツ 】THE BLUE HEARTS【永久不滅の最強1stアルバム】

ブルーハーツ 1st カセットテープ

ブルーハーツの1stアルバムのカセットテープをゲットしました!発売は1987年5月21日。関係ないですが、僕の生まれる2週間前くらいです。

中学生の頃狂ったように聴いていたアルバムですが、カセットで聴くとより一層迫力があって超いい感じでした。

久々に全曲レビューしてみようと思います。

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前半(1~6曲目)の感想

ブルーハーツ 1st カセットテープ

1曲目「未来は僕らの手の中」 たたみ掛けるようなドラムから、若いヒロトの野太い声で「ゴー!!」完全ポジティブ思考のマーシー節全開の記念すべき第1曲。

2曲目「終わらない歌」 もはや説明不要!全てのクソッタレへ、弱くても良いじゃないか、お前はお前らしくいれば良いんだぜ、とでも語りかけてくれるような、優しく強い超名曲!

3曲目「NO NO NO」 コーツ時代から、ヒロトが歌っていた曲ですね。ピストルズやクラッシュの影響をドストレートに表現したような、政治的な歌詞が印象的。ギターソロがめちゃくちゃかっこいい。

4曲目「パンク・ロック」 ヒロトのパンク愛をまっすぐに歌った名曲。「友達ができた 話し合えるやつ」っていう歌詞は、マーシーのことなのかな。

5曲目「街」 心の通じ合う友達と出会えることの喜びを歌った隠れ名曲。これもヒロトとマーシーの関係を想像しちゃいますね。

6曲目「少年の詩」 再びコーツ時代からの曲ですね。どうにも出来ない現実に無力さを感じながらも、居ても立ってもいられない青春時代。少年は未来を切り開くためのナイフを持って立ち上がるのだ!わずか2~3分の間に様々な情景が思い浮かぶ、ドラマチックな超名曲。

後半(7~12曲目)の感想

ブルーハーツ 1st カセットテープ

7曲目「爆弾が落っこちる時」 やや政治的な歌詞ですが、こちらはマーシー作。未来は僕らの手の中に似た雰囲気がありますね。「いらないものが多すぎる」のリフレインがかっこいい。

8曲目「世界のまん中」 全力で人生を生き抜くことへの情熱と葛藤を歌った、エネルギーに満ち溢れた一曲。聴いてるだけで、体にパワーがみなぎってくる感じがします。

9曲目「裸の王様」 このアルバムで唯一、やや抽象的な歌詞が印象的。裸の王様という歌のテーマに、文学青年マーシーを感じさせますね。

10曲目「ダンスナンバー」 前曲から間髪いれずに入ってくるハイテンション&ハイスピードナンバー!カッコ悪くても良いんだ、自分らしく生きてみようぜ!ちなみにこの曲は、未発表のマーシーが歌うスローテンポバージョンも存在します。(YouTubeなんかで聴けます)

11曲目「君のため」 これ以上ないかってくらい、ドストレートなラブソング。歌の途中で入る「ごめんなさい 神様よりも 好きです」がとても印象的。最後のメジャー7thコードがオシャレ。

12曲目「リンダ リンダ」  シングル版とは違う、アルバム・バージョン。バンドの一発録り以外の録音がないので、よりリアルなバンドサウンドが感じられますね。何十年経っても色あせない素晴らしい曲です。

ヒロトとマーシーの原点

久々に聴いてみましたが、この1stアルバムは、ヒロトとマーシーの若さと才能が相まって、物凄いエネルギーに満ちたアルバムだと思います。曲順なんかもよく考えられていて、一つの作品としても素晴らしいです!

サンキューブルーハーツ!今の自分がいるのも彼らのおかげだぜ!