ザ・クロマニヨンズ「GUMBO INFERNO(ガンボインフェルノ)」 8thアルバム

クロマニヨンズ ガンボインフェルノ アナログ

今回は、クロマニヨンズの8枚目のアルバム「ガンボインフェルノ」をレビューしてみます。

GUMBOはアメリカが起源のごった煮スープ(シチュー)、INFERNOは地獄ってことで、地獄鍋で高橋ヨシオが煮られてるジャケットです。熱そう・・・。

ちなみに4thアルバムからずっとモノラル録音でしたが、このアルバムだけステレオ録音になっています。その理由ですが、マーシーいわく「まあ、なんとなくだよ、やっぱり。」だそうですw

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前半(1~6曲目)

1曲目「旅立ちはネアンデルタール」アルバムのスタートにふさわしい、原始人系ナンバー。火の玉に乗って、星空の向こうへ旅立つネアンデルタール人を想像すると、何だかホッコリしましたw

2曲目「流行のクルマ」単純に曲が超かっこいい!タイトルの言葉のゴロが良くて、全体にスピード感があります。自分の意志も分からずに、とりあえず流行のクルマに乗っているっていう、プロテストソング的一曲。

3曲目「ウォルターに一撃!」頭っからブルースハープのリフがかっちょいい!底なしブルーに近い雰囲気のあるブルージィなナンバー。リトル・ウォルターは、ブルースハープをアンプで歪ませたパイオニアですね。最高!

4曲目「スパーク!」初期のクロマニヨンズっぽい曲ですね。「素早く一撃!高速アタック!ワンツースパーク!」あんまり意味はなさそうな気がします。人生一瞬一瞬、火花を上げろ!って感じかな。

5曲目「ダイナマイト・ブルース」再びブルージィなナンバー。ダイナマイトはやっぱり、男の象徴とのダブルミー二ングなのかなw全編に渡るヒロトのハープが超いい味だしてます。

6曲目「ルル」伝書鳩やハルに近い雰囲気の、マイナー調のナンバー。A面ラストで少し陰を落とすようで、アルバムの良いアクセントになっています。

後半(7~12曲目)

クロマニヨンズ ガンボインフェルノ アナログ

7曲目「原始力自転車」またまた原始人系ナンバーw原始時代を自転車で大冒険するような、楽しい気持ちになれます。どこかの民族の儀式のようなメロディがとっても良い。

8曲目「犬の夢」アップテンポの明るい曲ですが「息を切らして 追いかけるのは もう干からびた宝物」とか、何だか切ない歌詞が気になります。犬がテーマの曲は、ハイロウズの「プラプラ」以来ですかね。

9曲目「B&K」THE SONICSみたいな、かっちょいいリフ系ナンバー。便利な物に頼りすぎると、それが無くなったとき危険だぜ?みたいなB&K(便利と危険)な一曲。

10曲目「キスまでいける」シングルになった曲ですね。「朝陽の中に 天使の余韻 悪魔さえ もう見えない 暗闇があった」という歌詞が印象に残ります。全体的に何かロマンチックな雰囲気の良い曲です。

11曲目「ドードードドードー」ドードーと煙を吐いて、ドードーと走る蒸気機関車について歌った、クロマニヨンズ的「TRAIN-TRAIN」な一曲。違うかwミディアムテンポでちょっとほっこりしちゃう一曲。

12曲目「孤独の化身」ラストは、曲頭っからマジな雰囲気を感じさせてきます!「君が一人の時は 僕も一人の時 孤独の化身」アルバム最後に全部持って行ってしまうような、グッとくるナンバー。

クロマニヨンズ特製シチュー!?

このアルバムは原始人が登場したと思ったら、ブルースマンが出てきたり、プロテストソングがあったり、犬が出てきたりと、タイトルの如く、何だかクロマニヨンズのごった煮アルバムって感じがしました。

色んな世界を見たけれど、最後の「孤独の化身」でビシッと締めてく感じがとても良かった。やや地味な印象を受けるけど、いいアルバムだと思います!

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