ザ・クロマニヨンズ「Oi! Um bobo(オイ!ウンボボ)」 5thアルバム

ザ・クロマニヨンズ「Oi! Um bobo」 5thアルバム 発売日:2010年11月10日

1.オートバイと皮ジャンパーとカレー
2.伝書鳩
3.あったかい
4.底なしブルー
5.キャデラック
6.多摩川ビール
7.ひらきっぱなし
8.7月4日の横田基地
9.ボンジュール ロマンマン
10.いきもののかん
11.我が心のアナーキー
12.南南西に進路をとれ

前半(1~6曲目)

1曲目は「オートバイと皮ジャンパーとカレー」これはもう、タイトルそのまんま(笑)バイクで海沿いを走る情景が浮かぶような、疾走感のある曲です。ヒロトもマーシーも、本当にバイクが好きだなあ。

2曲目「伝書鳩」いきなり打って変わってシリアスな雰囲気になります。感覚的過ぎて、歌詞の意味は全く分からないけど、めちゃくちゃカッコイイ。展開のハープとギターソロの絡みが絶妙です。

3曲目は「あったかい」曲頭から「あったかい あったかい あったかいーな」の歌詞に度肝を抜かれます(笑)ハイロウズの夏なんだなに近いものがありますね。マーシーらしい言葉のフレーズがたくさん出てくる、楽しい曲です。

4曲目「底なしブルー」これは凄い!いきなり来た!名曲だ!めちゃくちゃパンチのあるリフが、ハープとギターでユニゾンして、物凄いグルーヴを生み出しています。ハイロウズのデトロイト・モーター・ブギに近いものがありますね。ヒロトらしいブルージィな一曲。

5曲目「キャデラック」ボ・ディドリー・ビートに乗っかった、ゆったりとしたナンバー。ヒロトの歌を追いかけるメンバーのコーラスの雰囲気が最高。空も飛べる、象も乗れる、そんなキャデラックについて歌った、シンプルで味わい深い曲です。

6曲目「多摩川ビール」またまた雰囲気が変わって、クロマニヨンズでは珍しい、アコースティック色の強い一曲です。「多摩川ビール 夏にしみいる 食べたいよイール」マーシーらしい可愛い韻の踏み方がいい感じ。これはハイロウズのリラクシン辺りに入ってそうな曲だなあ。

後半(7~12曲目)

7曲目「ひらきっぱなし」頭っから最後まで、勢いのある演奏が気持ちいい。「はじめから 全開で」のメロディに、なぜかグッと来てしまう。全力疾走系ナンバーかと思いきや、ラストは「サグラダファミリアは 今ちょうど完成」という唐突な歌詞で締める、マーシーの奥深さを感じさせる一曲。

8曲目「7月4日の横田基地」タイトルのまんま、横田基地での7月4日の様子を歌っています。7月4日は、アメリカの独立記念日ですね。国境を越えて、色んな人が笑顔でいるのが浮かぶような、さわやかな一曲。

9曲目「ボンジュール ロマンマン」メロディや曲の展開、ギターソロなんかが、ドラマチックでステキなナンバー。歌詞はよく分からないけど、正に、ボンジュール!ロマンマン!って感じ。

10曲目「いきもののかん」生きているオレに信じられるのは、いつだって生き物の勘なのだと、ひたすらに訴えかけてくる一曲(笑)特になんてことのない曲なんだけど、これもグッとくるんだよなあ。最高だ。

11曲目「我が心のアナーキー」タイトルがもう、ヒロトって感じだね。無政府主義を目指すアナキストたちの葛藤を歌ったような一曲。最後にテンポが上がって、アナーキーと連呼するところ、めちゃくちゃカッコイイ。フェードアウト寸前のところのヒロトの低い声が、これまたかっちょいい。

12曲目「南南西に進路をとれ」最後は行進曲のような、楽しいナンバーで終わります。1曲通して、ヒロトとマーシー、メンバーが、同じメロディーを歌います。ズンズン進んでいくような気持ちになったところで、おしまい。

ヒロトとマーシーの違いがおもしろい

聴いてみて思ったのは、このアルバムでは、ヒロトは感覚的な曲、マーシーは具体的な曲と、はっきり違いがあることです。言い換えると、歌詞に関して、ヒロトの曲は分かりづらいけど、マーシーの曲は分かりやすいって感じですね。物凄い名曲がたくさんあるわけではないんだけど、やっぱりクロマニヨンズは最高だな!という気持ちにさせられました。

あと、上の画像はおまけのDVDの映像なんですが、上野公園の動物たちの動きに合わせて、ヒロトとマーシーが会話しているってものです(笑)これが超おもしろいんで、ほんともう、大満足の一枚でしたよ「Oi Um bobo」

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